こんにちは、Chloeです。
先日USJに行った時に、アトラクションの待ち時間はKindleを読んでいたと書きました。
往復の新幹線とアトラクションの待ち時間で1冊読み終わったので、その感想を書いておきたいと思います。
未来の働き方を考えよう
今回読んだ「未来の働き方を考えよう」は、
前回感想を書いた「悩みどころと逃げどころ」の著者の社会派ブロガーちきりんさんが2013年に書かれた本です。
最近TwitterやVoicyにおけるちきりんさんの発信をよく見たり聞いているのですが、
とても思考が深くて尊敬していて、自分の思考の足りてなさを実感しています。。
ちきりんさんの書籍をもっと読んでみたいと純粋に思ったのと、
自分自身が社会人歴10年以上になり「未来の働き方って?」とタイトルに惹かれて、
こちらの本を読んでみることにしました。
感想
目から鱗がボロボロ落ちるというか、読み終えてハイライトした箇所を見直してみると他の本よりもはるかにハイライトの箇所が多かったです。
そのくらい今後のキャリアを考える上で参考になったし、もっと考えなきゃいけないなぁと実感しました。
私が個人的になるほど!!と思うのは、以下の点です。
・今の時代は昔と違っていろんな働き方がある。一定期間働いて数ヶ月から1年リフレッシュするという働き方もある。
→これは私にとってめちゃくちゃ理想で、必要な分だけ稼いだら後は海外旅行行ったり、興味のあることを勉強したり、自分のために時間を使いたい。
平日フルタイムで働く会社員を10年以上続けているけど、できればこういう自由のある働き方をしたいなと思います。
・難関資格さえ取れば一生仕事は安泰は今の時代は通用しない。
→これは何となく気づいていたことだけれど、やっぱりそうかぁ…という感じで。
私も前職時代にUSCPA(米国公認会計士)の資格を取ったけれど、今の仕事には1ミリも活きていないし、これからも活かせるかと言われると微妙。。
ただ、試験合格の過程で勉強した内容は面白いと感じたこともあったし、今も継続学習で勉強している内容は直接仕事に関係なくても教養として知っておいて損はないと思っていますが、
資格=一生仕事が安泰、はないということ。
・自分のキャリアの未来にあるモデルを言語化してみて、それが自分の進みたい道かどうか意識的に考えるべき。そしてそのモデルを数年ごとに見直して、進むべき道を定期的に選び直す。
→私は社会人10年以上経験して3社目、業界もバラバラで、特に2社目以降は外資系なので結構人の流動性があり、常に同じ環境に留まることはあまり考えていません。
転職タイミングも、今の環境が自分の進みたい道じゃないと何となく分かって来たら転職、という感じでした。
けど、意識的にこれをやっていたかというと微妙で、自分のキャリアのことなのに受動的だったし、今もそうかなと思います。
今後どうしたいかと言われるとまだ全然考えられてなくて、何となくこういう人生でありたい、というイメージはあるものの具体的なアイデアはゼロの状態です。
人生をこうしたい、どこに住んで、誰と一緒にいて、何時に起きて、何時間働いて or 遊んで…とかもっと具体的に考えなきゃと思っていたところだったので、改めて背中を押してもらえました。
今も私は十分幸せだと思っています。
一緒にいたい人といられて、普段の生活に困らないくらいは稼げています。
でも、正直仕事の中でやりたくない・不得意だと思うことはあるし、今の仕事が好きかと言われるとそうでもなし(会社と人は好き)…というのは薄々気付いています。
今は40代半ばで新しい働き方も全然できる時代と本の中にありました。
私に今必要なことは、自分軸で何がやりたいのか、人生をどうしたいのかを考えることです。
このまま受動的に働くのではなく、もっと幸せを感じるためには自分軸で人生を設計して、
そのやりたいことが市場で需要があるのか(=稼げるのか)見極めて、
市場で需要がありそうであればどんなスキルが必要なのか、
市場で需要がなくても(=稼げなくても)いいと思えるのか、、を判断して実現していくこと。
ちゃんと自分の人生とこれからの働き方を考えよう!!!と思った本でした。