こんにちは、Chloeです。
気付けばもう3月半ばも過ぎ、ブログも2週間ほど更新していませんでした。。。
最近平日は仕事が盛り上がっていたり、週末もイベントが色々あってなかなか時間が取れず。
今年3冊目の本を読んだので、今日はその感想をまとめておきたいと思います。
悩みどころと逃げどころ
今回読んだ「悩みどころと逃げどころ」という本は、
社会派ブロガーのちきりんさんと世界でも活躍されているプロゲーマーのウメハラさんというお二人の対談の書籍化になります。
ちきりんさんのことは私が尊敬する勝間和代さん繋がりで一年前くらいに知ったのですが、
TwitterやVoicyの配信を通してとても洞察力・思考力が深い方だなぁと尊敬するようになり、
何冊も出されている書籍も読んでみたい!と思っていました。
ウメハラさんについては元々私がゲームに詳しくないこともあり存じ上げなかったのですが、
世界大会で優勝したりとゲーム界ではとても有名な方みたいです。
そんなお二人がちきりんさんがいわゆる学校での優等生、
ウメハラさんは学歴としては中卒で授業もずっと寝ていたという非優等生的な立ち位置で「日本の学校教育」について対談されています。
読もうと思ったきっかけ
上でも書いた通り、元々はちきりんさんの書籍を読もうと思っていたところ、
たまたまKindleセールで半額分のポイントがゲットできるということで購入しました(笑)
あと、対談形式で書かれているので、先日の重い「ビジョナリーカンパニー」の後に軽く読めるかなーと思って読むことにしました。
感想
私もちきりんさんまでは行かないですが、似たような道をこれまで歩んできたなと感じました。
学校での「お勉強」はそつなくこなしてテストでは良い点を取って、比較的偏差値の高い大学に入ってストレートで卒業、新卒では割と有名な日系事業会社に入社しました。
それから2社転職したものの、特に大きなつまづきや挫折はありませんでした。
もちろん日々細々とした悩みはありますが、ウメハラさんが本の中で言われているような苦難やあがきというものは経験してきていません。
学生時代はなぜ勉強するのか?といった疑問を持ったこともなかったし、
勉強して良い大学に入って一流企業に就職、それが良い人生と思っていました。
もちろん学歴が全てだとは思っていません。
ウメハラさんやスポーツ選手、Youtuberのように、学歴がなくても他に秀でているところがあれば普通の会社員以上に稼げるし世界で活躍できるからです。
ただ、この本を読む前は、それ(特に他の人より秀でているところ)がない人は、
真面目に勉強して大学行って就職すればそこそこ普通の人生が送れるのでは?と思っていました。
でも、「そこそこ普通」な人生とは?
→幸せの尺度は人それぞれ。勉強して良い点取って就職するのが全てじゃない。
勉強ができてそつなくこなすが人が優秀と扱われる社会でいいのか?
→みんな一緒、特徴がない人ばかりでつまらない。
人生という長期間の勝負の中でただ効率がいい・要領がいい、でいいのか?
→効率がいい・要領がいい、じゃあ何が私はできるのか?
何か尖っているものがないと意味ないのではないか。
私は子供の頃から親や先生の言うことを聞く「良い子」でした。
言い換えると、思考が停止した状態で前しか見ていませんでした。
疑問を持ったり、横の他の世界を見たり、後ろを振り返ってみたり、
もっと色々考えることができたはずです。
決して今までの人生を否定もしないし後悔もしていませんが、
もっと今までの学校的価値観から脱却して「人生に正解はない」というスタンスで、
これから人生に起こることを正解を求めないで自分軸でちゃんと考えていきたいと思います。
とても良い本でした😊